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   『革』のはなし
  革とは・・・
    著しい科学の発達は、傷などがなく、均一な染め色や完璧な色止めを追求して「合成皮革・人工皮革」を誕生させました。
しかし、結果的には、天然繊維である【皮】のよさをさらに証明するものでしかありませんでした。
とりわけ「天然皮革」の中でも、主に高級剣道具に使用されている革である「鹿革」が合成皮革・人工皮革が目指してきた素材だったのです。
吸湿性・放出性 両方共に優れ、なおかつ、複雑な立体形になじみ易い性質は「革」でしか味合えません。
合成皮革・人工皮革は、革の様な、なじみ易さや吸湿性・放出性がなく、これが「革」との決定的な差と言えます。
   革は、“コラーゲン蛋白質”という繊維で出来ており、その真皮層は、網状組織といって、表皮と網の目の様に絡み合い、縦横だけではなく、四方八方あらゆる方向に重なり合い構成されています。
この絡み方が、合成皮革や人工皮革では、まねの出来ない所であり革の最大の特徴となっています。
  革に聞きながら作る黒棧革の「心」
  剣道具は江戸時代に竹具足(ぐそく)、あるいは単に具足と称されることもあった。
具足とは甲冑のことをいう室町時代末期からの呼称である、ということからしても、剣道具の始源は甲冑にさかのぼるものといえよう。
甲冑には「革」が各所に用いられているが、現代の剣道具の仕立てにも、革は重要な役割をはたしている。
そういう革の中に、「黒棧」と呼ばれているものがある。
黒色の棧留(さんとめ)革〈黒棧革〉の略称である。
棧留革とはインドのコロマンデル地方の異称サン・トメから渡来した皺目のある鞣革(なめしがわ)のことで、これが日本においても製造されることになり、甲冑製作にも使われている。
黒棧〈手揉み黒棧〉は、剣道具を製作するにおいて高級品の胴胸に用いられている。
それは漆塗りを施している為に、堅牢(けんろう)さと柔軟さを相具しているのは、何といっても表面の凸凹、すなわち、皺(しぼ)である。鞣した牛革には天然の粗い皺があるが、多くの工程によりこれを美しく奥深い皺に作りこむには、職人の熟練した技によらねばならない。
この黒棧革は、革を水に漬ける、天日に乾す、吟〈革の表面〉をわらないように手揉みする、といった昔ながらのやり方を守り続け手間を惜しまず作られている。
 
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